インフルエンザで周りが休みまくって社内ニートできていないアザラシ(@azarasilife)です。
最近AIで仕事効率化だー!とかプログラミング学習が必須だー!みたいな話をよく聞きます。
社内ニートなんですけど一応システムエンジニアやってまして、IT業界以外でお仕事されている方がIT知識に興味を持ってくれるのは嬉しいです。
これだけ話題になると
って思う方もいると思うんですよ。
でもIT業界で仕事していて思うのが、普段システムを利用する方やプログラミング未経験者は
そういう難しいことをやる前にExcelの使い方を覚えた方が良いよ!ってこと。
Excelは出来ることが多くてデスクワークしている方なら使えて当たり前って風潮があります。
でも仕事で打ち合わせをしていると、意外とExcelの機能を知らない方や他の人が作ったファイルを使いまわしてるだけで、仕組みを知らないという方に出会います。
で、毎回それほんと勿体ない~!!ってなります。
あー自分もそうだな…って思ったあなた。少し踏み込んでExcelの勉強してみませんか?
こんな方に読んでほしい
- これからIT業界へ就職・転職する方
- 何かスキルアップしたいと考えている方
- 流行っているからプログラミング学習しようか迷っている方
IT業界で10年間仕事をしていますが、他業種の方でExcelをがっつり使える方はかなり少ないです。
逆に言うと全然わからない状態からでもExcelは勉強するだけでかなり優位になれる分野です。
というわけでこの記事ではExcelの有用性と勉強すべき理由を解説します。
Excelを勉強すべき3つの理由
まずは結論からです。
勉強すべき理由は以下の3つ。
Excelを勉強するメリット
- Excelは汎用性の高い業務ツール
- 業務でExcelを使っている会社はまだまだ多い
- プログラミング学習範囲にExcelを操作する内容が出てくる
IT技術の進歩に合わせて便利なツールがたくさん作られていますが、結局のところ企業ではExcelで資料を管理・作成する文化は10年間変わっていません。
ほんとに何でもできるツールなので、データの管理からレポートまで全部Excelで!って文化はこれから先もすぐには変わらないと予想しています。
意外なことにIT企業ですら資料をExcelで作成する文化がまだ根強いです。
提出を求められる資料も多くはExcelかPDF。
またシステムの打ち合わせをしていてもExcelでデータを出せる機能が欲しい!という内容は多くでます。
だからプログラミングする際もExcel操作の処理を書く頻度は高いです。
要するにプログラマーやるにしても事務系の仕事をするにしてもExcelの知識は必須でまだまだニーズがある。
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プログラミングよりExcelの方が短い期間で習得できる
初心者が仕事でつかえるレベルで動くプログラムを作ろうと思うと、数か月単位の時間が必要になります。
一方でExcelは仕事で使うレベルの操作はすぐに習得できます。
たとえば関数を使って計算したり枠線を引いて表を作るといった内容。
特に関数に関しては、「Excel 関数 〇〇したい」といった内容をネットで検索かければサンプル付きの解説サイトがたくさん出てきます。
そこまでいけば後は関数のサンプルを自分のExcelに張り付けて、関数内の参照するセルを変更すれば作業完了。
またExcelは利用者が多いので、周囲の人に質問したら回答もらえる機会も多いのも習得の速さに繋がるところですね。
利用者っていう面では、他の人が作ったファイルも参考にできる点もメリット。
あやつ…やりよるっ!!
一方で…
プログラミングの場合
職場によっては周囲にプログラミング経験者がいないってことも普通にあり得ますからね。
詰んだ
これはプログラミングを挫折する人の王道パターンです。
あなたがプログラマーとして就職した会社でこうなったらきついですよね。
つまり人に聞いて答えが返ってくる可能性が高いというのは何かを勉強する際は大きなメリットです。
ここまでの内容をまとめると以下の通りです。
ポイント
Excelは解説サイトや他の人が作ったファイルを参考にすることで短期間で習得できる
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レベルに合った勉強内容はこちら
Excelのスキルレベルを大きく3つに分けて、それぞれのレベルにあった勉強内容を紹介していきます。
データを入力するだけで自分で関数を組んだことがない方
まずは自分でレポートを作ってみましょう。
理由はレポートが作れればExcelで必要になる基礎的な知識はつくからです。
レポート作成で身につくスキル
- 枠線や色などのデザイン
- 関数使ったデータ処理
- セルへのデータ入力
他の人が作ったファイルを利用していると気付かないかもしれませんが、1から作るとなるとExcelの基本的な知識が全般的に必要になります。
簡単そうに見える内容でも、いざ操作してみると
とか
ってなると思います。
また関数?何それ?って方もいるでしょう。
関数とは?
Excelが特殊な処理をしてくれる計算式のこと
ざっくりいうとこんな感じですが、Excelがもってる便利機能だと思ってください。
使ってみたいけど関数なんて全然知らんがな
初めはみんな知らなくて当然です。
そういう場合は基本的にはネットで処理したい内容を検索すればOK。
調べる時のキーワード例
「Excel 関数 集計」
「集計」となっている部分がやりたいことです。
このキーワードだと、SUM関数について解説しているサイトが表示されます。
2つ目の具体例として、たとえばあなたが四捨五入をしたいなら「Excel 関数 四捨五入」と検索しましょう。
このキーワードだとROUND関数の解説サイトが表示されます。
このように検索キーワードに入力する際はやりたいことを具体的に書きましょう。
具体例であればあるほど、自分の求める答えが書かれてるサイトが見つかりやすいです。
勉強の方法として入門書もあります。
しかし多くはネットで検索すればでてくる内容と同じです。
本を買うより検索力をあげるために調べる練習も兼ねてネットでの検索をオススメします。
基本的な操作は習得済み。関数にも慣れている方
このレベルであれば仕事でExcelを使う分には問題ないです。
ここまで来たなら、ぜひマクロに挑戦してほしい。
マクロとは?
Excelを操作するためのプログラミングのこと
普段こういう作業をすることってありませんか?
step
1データを入力
step
2関数を組む
step
3データが入ってる最終行まで関数をコピー
step
4罫線をひいて完成
これをマクロでプログラミングするとボタンをワンクリックするだけで超高速で処理してくれます。
手動での操作とは処理速度が全く違います。
簡単なレポート作成なら数秒で終わります。
私が普段社内ニートできているのも実はマクロのおかげ。
冒頭でも説明した通りExcelで資料作成する機会は多いので、マクロを習得したことは効率化に繋がってます。
私の場合は別のプログラミング経験があったので独学でも何とかなりました。
しかしプログラミング経験がない方には難しい内容も多いので、入門書で勉強することをオススメします。
オススメのマクロ入門書
会社においてあったので読んでみたのですが、プログラミング初心者の目線で書かれているので取り組みやすいです。
まずこの本でマクロの書き方や使い方を学びましょう!
ただ注意点もあります。
初心者向けのため簡単な処理が中心なので仕事で使うレベルでは物足りない部分も。
次のステップはこちら
入門編を学んだらこちらで仕事で使えるレベルのマクロを習得しましょう。
例題付きでどのようなマクロを書くと、どのように動くのかを解説している実践系の本です。
この本の内容を取得できたら、あとは仕事で実践あるのみ。
自分でマクロがかけるようになれば、あなたもExcelが出来る人の仲間入りです。
マクロも立派なプログラミングなので、習得すればば昇給や転職でもアピールできる材料になりますよ!
関数はもちろん、マクロも書けるよ!って方
Excelでやりたいと思ったことは実現できるレベルでしょうし、何かエラーに遭遇しても自己解決できる方だと思います。
そんなスキルを持っているあなたは
プログラミングに取り組んでみませんか?
マクロの経験があれば他のプログラミング言語にも抵抗感ないと思います。
特におすすめ言語はPythonです。
私もいま勉強中ですが、AIやデータ分析を得意とするプログラミング言語でExcelとも相性が良いです。
また世間でデータ分析のニーズが高まっていることとシステムエンジニアの不足が相まって、Pythonのプログラマーは転職案件は高単価のものが多いです。
中には月給100万を超えるものもありますので、ステップアップとしてPythonのプログラマーを目指すのもありです。
マクロを習得できたならプログラミングセンスがあるので、ぜひプログラミングに取り組んでみてください。
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まとめ
Excelのスキルはまだまだ需要があります。
仕事をするうえでは欠かせないツールなので、絶対に勉強すべきです。
またマクロを書けるレベルになれば、Excelだけでなくプログラミングという世界での活躍も現実的になってきます。
メリットしかないので、ぜひExcelの勉強に取り組んでください。
本日はここまで。
ご一読ありがとうございました。
Excelの記事
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