仕事

システムエンジニアがよくされる質問を回答してみる

社内ニートしてるくせにシステムエンジニアを名乗るアザラシ(@azarasilife)です。

最近の副業やAIブームでシステムエンジニアやプログラミングが話題として取り上げられる機会が増えてきました。

特にプログラミングで収入アップみたいな広告をよくみかける。

その影響か最近になって仕事とか労働環境についてよく質問されるんですよ。

というわけで、今日はよく聞かれる質問に回答してみます。

注意ポイント

私が働いている環境を前提として回答しますので、他ではそうじゃないという内容もあるかもしません。

システムエンジニアは大きく分けて3種類あるんだよー!

実はシステムエンジニアも色々種類があります。

ここがごちゃ混ぜになったままだと間違ったイメージがつくので、質問に答えていく前にこちらの解説します。

システムエンジニアの種類

  1. システムエンジニア
  2. プログラマー
  3. ネットワークエンジニア

システムエンジニア

お客様と打ち合わせしたり、打ち合わせをもとにシステムの設計をします。

プログラムを書くというよりは、Excelなどで資料作成が多いですね。

またプロジェクトの進捗管理など、社内外の関係者とコミュニケーションを取りながら行う仕事が多め。

システムの知識はもちろんのこと、時には交渉事も行うのでコミュニケーション能力が求められます。

プログラマー

よく言われるシステムエンジニアってこのプログラマーだと思います。

名前の通りプログラミングを行う人です。

システムエンジニアが設計書を書き、プログラマーがプログラムを作るって流れが一般的。

フリーランスが多いのも、このプログラマー。

プログラミングといっても作るものは、ホームページからスマホアプリまで色々な種類があります。

技術者が少ないプログラムは、それを担当できるプログラマーが貴重なので、高収入になる傾向があります。

ネットワークエンジニア

こちらは馴染みがない職種かも。

ただこの職種の方がいるからパソコン使って仕事が出来るといっても過言ではありません。

簡単なところで言うとパソコンやサーバのセットアップを行ったり、インターネットが繋がるように通信周りの設定したりします。

あとはセキュリティや災害時のデータ退避などやってることは幅広く、どれも会社のシステム基盤になる作業ばかりです。

プログラマーと同じく対応できる作業内容がニッチなものほど給与が高い職種でもあります。

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未経験でもシステムエンジニアになれる?

無理。

ほんと無理。

システムエンジニアに限らず、専門職をほんとの未経験で出来るわけない。

例えば一切料理したことない人が、いきない飲食店の厨房で調理担当になるって難しいですよね。

それと同じです。

だから未経験OK!!みたいな求人広告を鵜吞みにしないでほしい。

「一から研修するので」という断りがない限り、未経験OK!とは「知識がある未経験の人」ならって意味です。

これをわかってない状態で転職してしまうと、研修もなしにプロジェクトにつっこまれた!ここ無茶苦茶だ!と感じてしまいます。

企業からしたら即戦力を求めて採用しているんだから、プロジェクトにつっこむのは当たり前なんですよね。

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噂通り残業は多い?

そんなことはない。

私の会社の場合、月20~30時間くらいです。

いまは残業も厳しいので、はやく帰れと言われます。

他社のシステムエンジニアの方に聞いても同じような反応。

この数字はIT業界とは全く違う業界の仕事をしている友人と比べても、平均な数字だと思います。

システムエンジニアと言えば長時間労働というイメージがまだまだ根強いですが、かなり改善されたな~と感じています。

収入が良いってほんと?

良いですね。これはほんと。

テレビなどでよくみる年齢別の平均年収は余裕で超えてます。

専門的なスキルがある人は重宝される世界なので、自分の頑張り次第で年収が増えるのも魅力。

また優秀な人なら月100万を超える求人もあるくらいです。

そんな人の対極にいる私みたいな社内ニートでも、平均年収は余裕で超える業界なので、やりたいことはないけどお金いっぱい稼げる仕事に就きたいって人にはおすすめです。

就活中は私がそのタイプでしたが、この選択は正しかったなと今でも思ってます。

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文系だと厳しい?

全然厳しくない。

文系か理系かは関係ないです。

新卒で入るなら研修あるでしょうし、気にしなくて大丈夫です。

私の周りのシステムエンジニア・プログラマーは文系の人の方が多いです。

要は頑張り次第。

コミュ障でもなれる?

これ意外と聞かれる質問ですが、結論から言うと厳しいです。

おそらく一日中、パソコンに向き合ってるイメージがあるから生まれた質問でしょうね。

チームで連携しながら進めるので人とのコミュニケーションはむしろ多め。

チームメンバーに質問したり、設計内容に矛盾があった場合は相手が先輩でも指摘しなければいけません。

どの程度コミュニケーションとるのが苦手かにもよりますが、誰とも会話せずに仕事するってイメージなら難しい。

ここまで見ると、あなたは人とのやり取り多いならシステムエンジニア無理だ…って思ったかもしれません。

でも大丈夫。

仕事上はチャット系のツールを使ってやり取りすることが多いので、直接喋るのが苦手でもメールやチャットでなら大丈夫って人なら気にしなくてよいです。

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自分が未経験者ならこうやってシステムエンジニアになる

自分が新卒の場合

とりあえず狙ってるシステム会社に入社できるように就活します。

それで研修と実務を経てシステムエンジニアになる道を目指します。

めっちゃ普通の新入社員のルートやんけって感じですが、システムエンジニアの多くはこの過程を経てシステムエンジニアになっているので王道です。

それに無料で研修受けれる上に何もわからない状況で実務に入れてフォローまでしてもらえるって新入社員の特権ですからね。

未経験で転職する場合

もし私がほんとの未経験からシステムエンジニアに転職するならこの流れで転職します。

step
1
独学でプログラミングを勉強

step
2
実際にプログラムを作る

step
3
TwitterなどのSNSで作ったプログラムを告知してみる

step
4
転職エージェントに登録して面接を受ける

ポイント

いきなり転職エージェントに登録して転職活動するよりも、先に自分の成果物として見せれるプログラムを作る

未経験からの転職なら自分で何かプログラムを作れるレベルのプログラミングスキルは欲しい。

入社後の研修あてにしてると痛い目にあう可能性がありますから独学は必須です。

それに未経験だけど頑張りますとかiPhoneアプリに作り方勉強しましたって言う人より、実際にこんなアプリ作りました!〇〇回ダウンロードされました!って方が説得力ありますよね。

論より証拠ってことです。

またIT業界はSNSも活用していることが多いので告知しておくと、面接前から自分が作ったものを知ってもらえる可能性もあります

中にはスカウトされる人もいるんですよ!

他にもこんなメリットがあるよ!

成果物を見せることで伝わること

  1. 自分のレベル
  2. 得意分野

逆に言うと、これくらいの努力をできないと転職しても入った先で苦労するのでオススメしません。

いま転職で悩んでいるなら、あなたが足を踏み入れようとしている世界は専門職だということを忘れずに自分の準備が足りているか一度考えてみてください。

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まとめ

普段仕事について色々聞かれることをざっと回答してみました。

中には厳しいことも書きましたが、努力次第で収入アップが狙いやすい職業です。

流行りの情報を鵜吞みにするのではなく、働いてみるとどうなのかということも伝われば幸いです。

本日はここまで。

ご一読ありがとうございました。

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