仕事

楽しく仕事をするには心のゆとりと感謝の気持ちが必要だと思った話

人生で初めてタイに旅行に行ってきたアザラシ(@azarasilife)です。

今回の旅行中にタイの人々の働く姿勢を見ていて仕事やお金について考えを改めさせられました。

そんなことを気が向くままにとりとめもなく書いていきます。

こんな方におすすめ

  • 仕事に追い詰められている
  • 厳しい人たちに囲まれている仕事をしている
  • 日々の仕事に虚しさを感じている

みんなニコニコ~超ポジティブ

微笑みの国と言われるタイですが、これはほんとだった。

特に印象に残ったのは屋台をやっている人たち。

気温が30度を超えて砂埃が上がる道路の近くで屋台をだしている人たちがいました。

自分からするとかなり暑いし衛生的にもちょっとなぁ…と思う場所だったのですが、彼らは笑顔で商売していました。

自分が見ている間、客引きで声かけても結局スルーされっぱなしでしたが、近くを通行人が通る度にニコニコしながら声をかけていました。

その時はこの人たちはこんな熱い場所で常に笑顔ってすごいな~と思いながら見ていたのですが、

後日、別の場所の屋台でも同じ光景を見かけたので屋台に入って聞いてみました。

※会話はグーグル翻訳を使って話ました。

アザラシ
暑くないんですか?
店員さん
暑いよ~でもお客さん来てくれるからいいんだ~
アザラシ
たくさん来たの?
店員さん
あなたで4人目!今日はいつもより多いんだ!

そこは串に刺さったえび団子(焼き鳥のつくねみたいなもの)を売っていたのですが、1本あたり日本円だと20円しないくらいの激安価格。

私が4人目でも、はっきり言えば売り上げは少なすぎる。

アザラシ
(これ売り続けるってしんどくないか…)

失礼ながら、こんなこと考えながら食べていたら

店員さん
美味しいでしょ?日本人はこれ好きな人多いよ!

ってニコニコしながら言われました。

この時の店員さんは楽しんで働いているように見えて、毎日のように給料安いし仕事嫌だな~って言いながら働いてる自分が恥ずかしくなりました。

現実的な話をすると、このえび団子1本の売上だけでは生活できないでしょう。

経済力って面ではろくに仕事もせず社内ニートしている自分の方がお金は稼いでるんですよ。

でもお金どうこう関係なく、自分はこの店員さんと比べて薄いなと思ってしまいました。

社内ニートって形で職場を過ごすやすい。

でも仕事を楽しんではいないしノルマが未達でも給料でるから虚しさを感じながら惰性でサラリーマンやってるってのが本音。

昔は自分もこの人のように仕事を楽しんでやっていたのに、いつから仕事が楽しくなくなったかなと考えさせられる出来事でした。

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仕事は適当かつ自分本位で生きている

少し都心から離れた町でカフェに入ったのですが、店員さんが席だけ指さして案内無し。

座っててもメニュー持ってこないので、どうしたんだろうと思ったらスマホでYouTube見てたらしい。

アザラシ
メニュープリーズ
店員さん
ちょっとまってー!YouTubeがなんちゃらかんちゃら

で、結局5分後にメニューもってきた。

これだけ見ると失礼な店員だなって印象ですが、嫌味な感じではなくゲームに夢中になっている子供を見ている感じでしたね。

文句言ってこないから舐められていたのかもしれませんが、適当すぎてこの対応は笑った。

店長らしき人もいましたが、2人揃ってスマホでYouTubeみてたようです。

皮肉抜きに楽しそうでいいなって思いました。

似たようなことがコンビニでも。

バンコクにはセブンイレブンがたくさんあって、日本の商品も置いてます。

お茶が飲みたくなったので買いに行ったのですがレジが激混み。

店員さんが2人いて、そのうち1人が休憩時間。

お店が小さかったこともあり、店員さんの休憩スペースがなかったようで激混みのレジの前で休憩していました。

そして並んでいるお客さんの前でずっとスマホいじってて笑った。

日本の場合

休憩とるなら

  • 並んでいるお客さんの対応してから休憩入る
  • 外出たりしてお客さんから見えないとこで休憩

たぶんこういったお客さんへの配慮が入ると思いますが、タイの人たちは休憩時間になったら休憩なんだな~と思いました。

並んでいる人たちも目の前で休憩しながらスマホいじってる店員さんに、クレームを言うこともなく並んでる。

この適当さと自分本位の行動の根本は、サービス料もらってないから気を使わないという海外の独特の考え方でタイ以外でもよく見かけます。

日本で仕事してると、低金額でも高い金額を払う人と同じ質のサービスを求めるお客さんがいて消耗する場面ってあると思います。

そういう意味では、丁寧な対応を受けるだけの金額を払っていないでしょ!だから丁寧な対応しませんよって考え方が浸透したら、気楽に働けると社会になるのではと思ってます。

丁寧な対応を求めるお客さんはたくさんいるでしょうし、いきなり日本の当たり前を簡単には変更できないと思いますが、働き方の選択肢としてはありかなと。

社内ニートしてる私が言うのも変ですが、会社という組織の中では適当かつ自分本位で行動していると誰かしらと摩擦を生みます。

そういう意味では、何も言われず自分本位が当たり前になっている海外の人たちが少し羨ましい。

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絶対にありがとうって言ってくれる

タイに行って一番感動したのはこれ。

どんな場所でもこちらがありがとうって言うと、みんなありがとうを返してくれるんですよ。

国の文化として胸の前で手を合わせてお礼をする行為が根付いています。

もちろんここでもみんなニコニコしながら言ってくれます。

日本で仕事をしていても特に何もない。

たまに形式的なお礼を言われるくらいだったので、笑顔でお礼を言われたのって久しぶりだな~と感じました。

そんなこと思いつつ、実は自分も仕事関係の人に最近笑顔でお礼を言った記憶がない…。

気付かないうちに自分も相手を不快にさせていたかもしれないことに気付く。

感謝の気持ちを忘れないって当たり前の話なんですが、その当たり前すら出来ていない自分ってどれだけ心に余裕がなかったのか。

まとめ

自分の時間を大切に生きていながらも、相手に感謝する気持ちを持っているタイの人々をみて、羨ましくもなったし自分が情けなくもなった。

これから仕事頑張ろう!!とはならなかったけれども、自分と距離の近い人たちには笑顔で感謝の気持ちをもって接することを意識してみようと思った旅行でした。

自分の中の当たり前が変わる経験ってなかなか無いので、海外旅行ってやっぱり素敵ですね。

本日はここまで。

ご一読ありがとうございました。

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